Coling併催のworkshop、W-NUT2016(The 2nd Workshop on Noisy User-generated Text)に参加しました。 小町研の朝倉君との共同研究が採択されていて、その発表を聞きに行くためです。 一応、このworkshopはデフォルトがポスターで、選ばれた6件だけオーラルでした。

  • Disaster Analysis using User-Generated Weather Report

    Yasunobu Asakura; Masatsugu Hangyo; Mamoru Komachi
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内容は、事実性認識のタスクを拡張した内容で、時間関係や地理関係も扱うといったものです。 投稿した日時やGPSの情報が使えるという設定で、投稿に記述されたイベントの時間や場所が投稿日時やGPSの位置とどういった関係にあるかを分類タスクとして解いています。

もともと質疑はないらしいと聞いていたので、質疑の練習をしていなかったため、最終的に小町先生が質疑では助け船を出していましたが、初めての国際会議でいきなり質疑は厳しいなと実感。 ただ、的を射る質問もいくつか出るなど、発表の内容はきちんと伝わっていたので、よかったと思います1。 ちょうど招待講演の鳥澤先生の発表が、DISAANAというTwitterで災害情報を集めるという発表で、この研究とも関連する内容だったため関心も高かったのかもしれません。

  1. 噂で、沢山練習していたと聞いたので、その成果だと思います。